kakunoにインク吸入式のコンバーターを装着したら万年筆感が倍増!エコだしいい感じ! #七ブ侍 #日曜日
2020/07/12
七ブ侍(七人のブログ侍)日曜日担当のげんめいです。
おかげさまで先週から七ブ侍も3rd seasonに突入しました。
日曜日は2nd seasonに引き続き文房具を紹介していくブング侍でいきたいと思います。
今回は以前ご紹介した万年筆「kakuno」に関するエントリーです。
今年大ブレイクした文房具の一つですね。
kakunoを買ってから同梱されていたインクカートリッジを付けて使っていました。
そろそろインク切れしそうだったので、インクカートリッジの補充も考えたんですが、使い捨ての感覚がちょっと嫌だったので、吸入式のコンバータを購入して今持っているインク瓶のインクを有効活用することにしました。
手持ちのインク瓶はこの2種類。
モンブランとリフォームです。
今のところインクに強いこだわりはありませんが、色だけはブルーかブルーブラックを選んでます。
吸入式コンバーター
kakunoに装着できるPILOTのコンバーターはいくつかありますが、使いやすさなどの評価を見て「CON-50」というタイプを選びました。
装着方法はコンバーターのパッケージに書いてありました。とっても簡単でインクカートリッジを差し込むのと同じ要領です。
コンバーターのおしりに付いているノブを右にくるくる回すと、中の弁がせり上がってインクを吸入します。
なのでインクを吸入する前は逆に左に回し、一番下のペン先に近い位置にくるようにし、インク瓶に浸します。
ペン先の顔の鼻の位置までインクに浸して、右にノブを回します。回し切ったら吸入完了です。
するとこんな感じになります。
吸入式コンバーターの良いところ/嫌なところ
今回、吸入式のコンバーターにしましたが、良いところも嫌だと感じるところはやっぱりあります。
私が感じたこところをそれぞれご紹介させていただきますので、購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。
良いところ
メンテナンスの手間が減る
インクカートリッジと比較した場合、書くときに「出る」、吸入時に「入る」というペン先に対してインクの出入りが生まれます。
これにより、ペン先のインクフローが良くなるので、カートリッジの「出る」だけの一方通行じゃない分、目詰りしにくくなります。
いざメンテナンスする際にも洗浄液や水を簡単に出し入れでき、内部洗浄することができるのもメリットです。
いろんなインクを試せる
好きなインクをインク瓶から吸入して使うことができるので、インクカートリッジの形状に縛られることがありません。
お気に入りの万年筆とインクの組み合わせを作ることができます。
嫌いなところ
ペン先が汚れる
インクを補充するときにペン先ごとインクにつけるのでインクの水滴がペン先に残ります。
拭き取ればいいんですが、いちいち面倒です。
拭きとってもジワッとインクが染み出てきてなかなか綺麗になってくれません。
こんな感じです。
ティッシュで表面をサッと拭いて、その後にじみ出てきたインクだけをピンポイントで狙って拭き取ります。
(もっと良いやり方がありそうですが。。。)
現在の私のテクニックではここまでが限界です。
まあ気にならない程度なのでよしとします。
インク瓶は携帯しづらい
いつでもインク切れに対応することを考えると、インク瓶を持ち歩かないといけなくなります。
重いし、インク漏れなども怖くてあまりやりたくないです。
でもこれは、こまめにインク補充をすることで急なインク切れは回避できるので大きな問題ではないですね。
まとめ
万年筆はやっぱり多少の手間はかかるものですので、そういったところも含めて楽しめるかどうかで選んでみてはいかがでしょうか。
kakunoは比較的手が出やすい価格ですので、お試し感覚で使われるのもありだと思います。
ペン先に残ったインクを綺麗に拭き取るテクニックをお持ちの方がいたらぜひ教えてください。
2016年5月4日追記
インクコンバーターを新しくしました。よろしければこちらの記事もご覧ください。
kakuno(カクノ)にCON-40を取り付けて、またインク補充が楽になった | [16]イロイロハックス
七ブ侍日曜担当のげんめいでした。
明日、月曜のブログ侍は「あずきろく」のあずきさん(@azucky824)です。
Comment
記事読みました
カクノにモンブランのカードリッジを
付けることはできるのでしょうか…?
やってみたいのですが、
インクが高く試せずにいます
お手数ですが、もしよかったらアドバイス下さい。
コメントありがとうございます。
私もkakunoでモンブランのカートリッジを試したことがないのでわかりません。
モンブランのインクがお好きなのであれば、コンバーターを付けてモンブランのインクを使用するというのではいかがでしょうか。
コンバータで、ペン先が汚れる・・という不具合について、こういうのはどうでしょう?
インクを補充したら、キッチンに持って行ってペン先を蛇口から出る流水で流す・・・です。ペン先は、もちろんインクを持たなくなりますので、そのまま筆記すれば、透明な水・・もしくは、うっす~いインク・・の状態ですが、ティッシュなどで、ペン先の水滴をぬぐうごとく拭き取り続けますと、毛管現象で、中から濃いインクが引っ張られて出てきます。(ティッシュに色が出てきます)いらない紙に少し書いていれば、本来のインクの濃度に戻ります。私は、わざと水でインクを薄めて、インクの溜まった濃い部分とハライの薄い部分を出したい書き方をするタイプ(万年筆で、書いてるんだよ~!ってぇのが解るように・・)なので、薄いうちから筆記を始めてしまいますが、それが嫌なら、少し試し書きで濃度が整ってから書くのが良いかもしれません。
テッシュで拭き取る動作を長くすれば長くするほど、インクの濃度が整うのが速い・・でしょう・・。
ティシュで拭き取りすぎて、櫛にインクがゼロ・・渇き渇き・・の状態ならペン先をぶつけないように気を付けながら、汚れても良い場所(キッチンの中とか、野外の土の上・・など)でペン先を下にピュっと振っていただけば、インクが出てきます。・・その場合またペン先にもインク滴がついて汚れる事もありますが、その汚れは、ペン先を浸した場合と違い、ホントにインク滴・・なので、簡単にテッシュでスゥ~とインク滴の部分だけを拭き取れば、全くペン先には汚れがつきません。
そんなこんなで、お試しください。
これは、万年筆を扱う上での作法です。
※また、そんな入れ方をする事で、ペン先の割りの部分のゴミやインクの渇きに対する目詰まりも軽減できます。
ブログ侍・・・まだまだアオイぜぃ!(笑)
通りすがりのマンピツおやじさん
コメントいただきありがとうございます!
ご紹介いただいた方法ぜひ試してみます。
ペン先を水で流すとは、すごくシンプルで逆に全く思いつきませんでした。
また、万年筆の作法として確立されていた方法だったとは・・・まだまだアオいです。。
(ブログに書いててよかった!)
[…] […]
[…] […]
[…] […]